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狂熱の孤独のkeikeiのレビュー・感想・評価

狂熱の孤独(1953年製作の映画)
3.0
ジェラール・フィリップ生誕100周年映画祭の最終日の作品。
無精髭、ヨレヨレ、不潔極まりないジェラール。酒場で酒のために限界まで踊らされるジェラールのシーンは、どうしようもなく情けなくてやるせなくて、哀愁漂う姿は母性本能くすぐる系魅力を発揮していたと思う。
しかしこの恋愛はネリィのご主人があまりにも不憫。
ジェラールの退廃的な色気に対比して、宿屋の主人の行動と(これは想定内)、郵便局の客の男の表情がトラウマ的に最悪。
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