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狂熱の孤独のkazunのレビュー・感想・評価

狂熱の孤独(1953年製作の映画)
3.7
メキシコの漁村で酒浸りの生活を送る元医師のジョルジュ。フランス人の旅行者ネリーは夫を伝染病で失い、財布も盗まれて途方にくれる。

ジェラール・フィリップが無精髭を生やし、汚ならしい格好で人に酒をねだるのが哀れを誘います。

酒の為に踊れと言われ狂ったように踊るところがなんとも言えない気持ちになります。
ネリーはその踊りを複雑な思いで見ています。
私なら靴脱いで一緒に踊ってやるわ(泣)

全編通し、じっとりした暑さが伝わる映像でした。そして爆竹。暑いしうるさいし何となくイライラする感じ。

ラストが思いがけずあっさりしてました。
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