台湾版『セブン』☆
キリスト教を道教に置き換え、連続殺人事件を紐解いて行くオカルト・スリラーです。
『ミュージアム』の数百倍セブンに近いと思う、途中までは(笑)
後半オカルト要素が強くなってしまうのが、本当に勿体ない。。。
さらに、中盤のいきなりバイオレンス・アクションには、あまりの凄惨さに笑ってしまうけれど、これは良作でした~♪
珍しく子役もまあまあ可愛いし、まあまあ上手いw
台湾で連続殺人事件が起きる。
オフィスで溺死した社長
火気もないのに焼死した議員の愛人
腹を裂かれ、腸を洗われ、また戻された牧師
さらに被害者全員の鼻孔と脳から、同じカビが見つかった。
牧師がアメリカ人だったこともあり、国際捜査課刑事フォトゥと、FBI捜査官リクターが加わることに。
事件を調べる内に、道教にある"永遠の命"を得る為の儀式が浮上してきて……
5つの地獄を通り抜ければ、永遠の命を得る
それには"半人間"、つまり罪人を5人殺めれば良いのだという
『セブン』ぽい出だし、事件の不可解さ、道教への絡め方はとても良かった♪
中盤にある信者vs警察の、腕も脚も首も吹っ飛ぶ壮絶アクションも、ハチャメチャながら面白い!
あまり必要ないシーンだと思うけどw
が、やはり途中からオカルトになっちゃうのが、実に惜しい(´Д`)
VFXも凝ってるけど、観たいのはそれじゃないんだよ!
奇妙な殺人も、全て超常的な力のおかげになってしまう……
キラキラふわふわ綺麗だけど、人間を観たいのよ、私は!!
とにかく残念。
でも、そこを覗けばかなり面白い作品だと思いますよ☆
ホルマリン漬けの赤ん坊とか、欲しくなっちゃったし♪