2003年のフリードキン監督作品。フリードキンとトミー・リー・ジョーンズといえば"Rules of Engagement"って駄作があったが…。
トミー・リー・ジョーンズとベニチオ・デルトロのダブル主演。デルトロはコソボに派兵された殺しのプロだがPTSDで殺人マシーンになったので元教官のジョーンズが追う。ランボー vs. トラウトマン大佐みたいな。
ジョーンズは老骨にむち打ってけっこう激しいアクションシーンをこなす。デルトロよりキツいんじゃないか。ただ、いかんせんプロットとストーリーテリングが弱過ぎて全編にわたって緊張感がない。若いころのデルトロはDiggy-Mo'にちょっと似てる。
ジョーンズは元サバイバル教官で優秀なトラッカーという設定なれど、大して驚くようなワザを披露してくれるわけでもない。ラストの自作ナイフによる切り刻み合いはまぁまぁアツくなった。
エンディングはなぜかボブ・ディランの"Highway 61 Revisited"。フリードキンの趣味やろか。
https://twitter.com/syuhei/status/1404787687685464065?s=20