最後のシーンで、私は空気中の酸素を必死に体内に取り込もうと深く息を吸った。
ハイになるために。
私には酸素ボンベを持ち合わせていなかったから。だからそうしたんだ。
今日観た別の作品があまりにも分かりやすい映画すぎて、本作の伏線がより素晴らしく感じた。
最近、意識についての本を読んだけれど、
なんだかそれを納得させられるような内容だった。
そう。「それ」は見えていなくても意識下に入り込んでいるのだ。
途中、どうしようもなくエロい気持ちになってしまった。
この前、マーラーと同じことを私がやって、ブラピと同じように彼も爆笑してた。
やっぱりあれはおかしいことだったんだなと気づいて自分が恥ずかしくてたまらなかった。
レビューを書きながらもう一度観ている。
スイッチが入り、ワインを持ってきてしまった。