不眠症に悩まされる主人公はある男と出会い、ファイトクラブというアングラ秘密ファイティングクラブを結成する。そして新たな生活を手に入れていくという話を描いた本作。
映像面に関しては暗い雰囲気に照明がバッチリ決まっているシーンや、独特な映像、カメラワークは多々見られる為とても良い。しかも、なんだこれという映像演出が本作の筋と関わってきたりと「無意味」な演出はほぼ皆無だったように感じる。一見よくわからない演習がちゃんと機能していることは本当にすごい。
テンポが良く、楽しくどんどん見ていけることに加えて現代社会に対する深いメッセージを提示してくれる考えさせられる一本となっている。あっと驚くどんでん返しもあるエンタメ作品でありつつつも映画としての意義をしっかり持っている素晴らしい一本。複数回見れると思います。
主演のエドワード・ノートンとブラッド・ピットも良かった。
