ファイトクラブって題名通りばりばりアクションで暴力的な映画なのかな？アクションはあんま好きじゃないなと思って恥ずかしながら今まで見てなかったんだけど、資本主義社会・消費社会への強烈な風刺、サブリミナルとかも用いたりしながら散りばめられた伏線、秀逸だった面白かった、、、
この映画が公開された1999年より今はもっと情報化も進んでSNSも普及して、幸せというもののイメージも固定化されてる気がするし世間から見た自分(自分が所有するものも含む)の評価=自分の価値や幸せになってると思う。
時間の代償に得たお金を使い流行りのものや高価なものなど世間的に価値の高いものを手に入れるだけでなく、それを用いて自分がいかに幸せかを世間にアピールするのが今や当たり前だけど、本当にそれは自分の求めるもの・自分にとっての幸せなのか？(メディアや他人にコントロールされた)価値や幸せを追い求めるのが1番楽だからと思考を止めてしまっているのではないか、、、色々考えさせられた。
消費社会に踊らされず、自分の所有したものに所有されず、考えることを放棄せずにちゃんと自分の欲しいもの・自分にとっての幸せ追い求めたいなと思った。
