Lyra

幸福の条件のLyraのレビュー・感想・評価

幸福の条件(1993年製作の映画)
2.9
お金で人は変わってしまうという凄くまともで凄く当たり前のことを描いている映画。確かにお金が人間を変えてしまう。
お金のせいで人間関係が変わってしまうのは確かだけど、この映画を見てると生まれ育った環境が悪くて人間がひにくれてしまったり、余裕がなくなり相手をきずつけてしまったり、男性の場合はプライドが傷つけられておかしくなるのだと思う。
結局、金にも人格敵にも余裕があるロバートレッドフォードがデミームーアを本気で好きだから身を引くから全てが丸く収まって映画はエンド。良いんだか悪いんだか2人は再出発するのだけど、愛してると言い合ったラストが嘘くさくてなんだかハッピーエンドには見えない。やはり主人公の男性が金、金、とうるさい男で自信がなく自分の妻を成功したいが為に金を頂くためロバートレッドフォードに売った時点で話は汚くなってしまったのだ。特にどんでん返しもなく、しつこく同じことを繰り返してるからつまらない。
ロバート演じる金持ちが執事?に「なぜあんな嘘をついたかわかりません」と尋ねられるのだが、彼の答えが「もう終わりにしたかった」。そう言ってロバートは半笑いして答えるのが、これが本心であり、見てる視聴者達の全員が「いいかげん、おなじことを繰り返して全く早く終わりにして」という気持ちを代弁してると思う。
魅力的な俳優を集めたいはずが、全員魅力がなくなってしまっているのも珍しい映画だ。
時間潰しに見てもガッカリするかも?
世の中こんな人たちばかり?かと思うとお金ってこわいわ〜と震える。
お金は沢山、貯金しましょう!無駄遣いはしないようにね!と教訓を得るにはgoodな映画でしょう。Lyraのブログもよろしくお願いします→👠https://lyrd4m.com/
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