あけ

悪人のあけのレビュー・感想・評価

悪人(2010年製作の映画)
4.6
色んな作品の妻夫木さんは、愛嬌のある笑顔に少しだけ軽いテンションのイメージ

この作品の妻夫木さんは、洒落っ気もなければ軽い冗談をいうタイプでもない。

その理由に仕事が終われば自分以外のことに時間が取られる。
でも異性とは、なんとなくでも繋がっていたい。
だからこそ、あの一言『目の前で馬鹿にされた気分になった』が爆破のトリガーになった(そりゃそうだ!)

深津絵里さんも、妻夫木さんと実際に出会うまではどことなく、ダサさを感じる
妻夫木さんと出会い、どんどん綺麗になっていく。(あぁ〜、好きになっているんだなぁ)と感じさせる演技

岡田さん、真島さんの二人に関しては双方本当に裸の王様な役…
だけど、周囲にいる人も似た様な感じで(類は友を呼ぶ)にふさわしい

ラストの深津さんは、心境の変化はあったのだろうか?
ストックホルム症候群の様な感情を胸の片隅に少し残しているのか…
あけ

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