エータキ

ファインディング・ニモのエータキのレビュー・感想・評価

ファインディング・ニモ(2003年製作の映画)
3.7
他人に対して挑ませるか、やめさせるかの判断を問われ続ける映画だったのかも。
そして挑ませ続けることで結果が出た。
やめさせた時にどうなるかは分かんないけど、とにかくドリーのいくら止めても止めようがない行動力に引っ張られたことで辿り着き、ニモもニモで脱出に挑戦させてくれる環境に身を置き、最終的にはマーリンがニモに挑戦させるか否かの判断を迫られていた。
その判断を鈍らせるために冒頭から何度も何度も死の恐怖を描いていて、意外と怖い
ピクサーは初期作の方だけかもだけど結構恐怖演出が多い

なんか話の流れを抽象化して要約してるだけで感想ではない気がしてきた。
ほとんどのシーンでミスったらこんな死に方しますと提示しているのがすごいと思った。
また人間に捕獲されるシーンが冒頭と歯医者、そして終盤の漁獲と3回出てくるけど、どれもが下から網で掬い上げられるのはなんか意味があるのかないのか
釣りやモリで突くのは死に直結し過ぎるからかな