リアルな虐待が辛かった
母親が完全に悪者ではなく、中途半端に子供たちに愛を与えていたことが…
母親が帰っていた頃は綺麗に保たれていた部屋も、だんだんとゴミが溜まり機能しなくなっていく。食事や服装も変わっていくが、文句を言うことは出来ないし、それが当たり前として存在する。長男も兄弟の世話から開放されたいはずなのに、見捨てることなんて出来ないでいる。
しかし、身近にこんな状況があったとして、私はどうできるのだろうか。きっと見て見ぬふりしか出来ない。中途半端に助けたとしても、その責任を最後まで負うことは出来ない。簡単に可哀想、ひどいと思っても、結局何も出来ないことがこの状況を生み出しているんだろうな…
