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誰も知らない2004年製作の映画)

Nobody knows

上映日:2004年08月07日

製作国:

上映時間:141分

ジャンル:

3.8

あらすじ

「誰も知らない」に投稿された感想・評価

話題になっていたので
思い出して見てみた。


いやー…
なんか、救いのあるラスト、みたいな事も書かれていたけど、あれで
救いがあるのか?

少し前の話だから、あの時代だから
気づいてあげられなかったの?
それとも今でも、そんな事がまさかあるの?

電気もガスも止められて子供らだけで
暮らしていけるの?
いろんな理解がついていかなかった。

今、話題の親ガチャ…というもんなんだろうか…

でも、こんな過酷な状況の子供らは
そんな言葉すら知らずに
日々生きていくだけで、いっぱいなんだろうなぁ。

ここまでの状況の子が、いませんように…
というか
そんな事があっても、気づいてあげられる人がいますように…
アパートで暮らす母親と4人の子供たち。ある日、母親は長男の明に妹弟の世話を任せて、家を出ていってしまう…。

是枝監督の出世作であり、主演の柳楽優弥くんがカンヌ国際映画祭にて史上最年少14歳で主演男優賞を受賞したことでも知られる本作。

失礼ながら是枝監督の作品はほとんど観たことがなくて、勝手に自分とは合わないと思い込んでいましたが、まあ大間違い。なぜもっと早く観なかったのかと後悔した。

実際の事件を基にしているというだけあって、ドキュメンタリーのようにリアルに描かれる日常風景が、あまりにも美しく残酷。強く生きようとする子供たちに胸を撃たれながら、ただの傍観者でしかない自分たちがあまりにも無力に感じてしまった。

なんでこんなに子供たちの演技が自然なんだろう…。特に柳楽優弥くんは賞を獲っただけあって、僅かな表情の変化で気持ちを表現する能力が凄まじすぎた。140分が一切退屈しなかったのは、間違いなく彼の力だと思う。

是枝監督の作品、もっと観るようにします😔💦
すあま

すあまの感想・評価

4.2

社会問題。
静かな映画ですね。

漫画の「小さいひと」を思い出した。

スーツケースが出てきた瞬間、あ、これ人入ってるやつね、はい。と、勘のいい人ならすぐわかるよね。

実際に起きた事件を題材にしてるんだよね。巣鴨って、よく通ってたからびっくりした。むずかしいね。

冷静に描いてるよね。
皆そんなに感情的になるシーンがない。
むしろ負の感情よりも、皆で豪華ではないけどご飯を仲良く食べてるシーンとか、公園で遊ぶシーンとか、明るい場面も多く描かれてる。

観ていて緊張するシーンがあまりない。
題材は悲しいテーマなのに、あまりそういう風には描かれていない。

事実を優しく、ただ残しているという感じ。時折流れる音楽も、流れるとどこか安心もするし、ほっともして、少し切なさもある。絶妙だと思う。

今はああいう親、育児放棄のことをネグレクトっていうんだよね。

YUOに対しても爆発的な怒りは覚えない。
私は幸せになっちゃいけないわけ?って、ダメなわけじゃないけど、結果間違ってる。


実際は多分、あんなにキレイじゃない。
水道で服を洗ったり、体に水をかけるシーンはあったけど、家の中も不廃物でもっと酷いのが現実。臭いも相当なはず。

よく生きてたよね。

けど、どれだけ帰って来なかったり(仮に暴力を振るわれたりしても)、子どもは母親の事が大好きって言うんだよね。
世界が狭いのもあるけど、そうなんだよね。そうみたいなんだよね。

大家さんが一回家に来るシーンがあるじゃないですか。普通、警察とかどこかに相談しませんか??

なんかね、映画を観て1番悲しかったのは、周りの大人は何か変だって気が付いてても、手を差し伸べないということ。
面倒なことには関わりたくないって、知らん顔する。それが1番嫌だった。
実際にあった事件をモデルに造られた映画。事実は映画よりずっと残酷になっている。静かに壊れていく日常、滞納の通知書にクレヨンで落書きをしているシーンがきつい。

このレビューはネタバレを含みます

長男の明ら成長期真っ只中だし、下の子達も決して栄養のあるものをたくさん食べられているわけじゃないのに、それでも身長は伸びるし髪も伸びる、足も大きくなるんだよなあ。
明がサイズの合う靴がなくなってからは、ずっとビーサンを履いているところとか、妹に「お兄ちゃん風邪?変な声。」と言われてしまうところは、変声期をあらわしているのかな、など、細かいところにキュッと胸を締め付けられてしまった。

題材になっている巣鴨置き去り事件では、母親は実際には5人子供を産んでいて、第三子の次男は生後間も無く死亡、第五子の三女は長男の遊び友達に殺されていたというので、映画はまだ事故だけれどとても辛い。

中学生のサキは援交まがいのことは知っていても、救急車や警察を呼ぶという考えにはならないのか…という虚しさもあり、所々止めながらなんとか観終えた。

是枝作品は妙な生活感というか、リアリティがあってしんどくなる。
だけれど、こういう子供たちが確かに存在しているということは、忘れちゃいけないし、責任感のない子供のような大人ほど、子供を産むのもまた事実だな、と思った。

とりあえず気分が重いので、これから頭を空っぽにできる映画を観よ…。
別世界みたいな本当の話
どんよりした気持ちになるけど、知っておくべき事実だと思う
演技もリアルだったなぁと。

観賞後、事実を調べたところ、映画では救いのある内容として描かれてたけど、事実はもっと惨かった。。。
マニキュア、モノレール、飛行機、ピアノ、クレヨン、お年玉、ゲーセン、ともだち…。

長男アキラを中心に、子どもながらも母なしで日々を生活するその健気さ。反面、時折子どもゆえに溢れてしまう無邪気さ。行き着く先は当然、八方塞がり。コンビニの若い店員2人やいじめられっ子のJKサキくらいしか、手を差し伸べようとしない。それを象徴するかのように、街頭を汚い身なりで駆け抜けるアキラとシゲルの姿に、声をかけようとする者は誰もいず…。

この子たちは、どこへ向かってゆくのだろう_。

暗いし、重い。けど、決して救いようのない世界だけを描こうとしたわけではないような気がします(実際に起こった事件を題材にしながらも、ただの不幸で可哀想な子どもたちの実態を描いていないので)。

子どもたちの、演技とは思えない自然体な何気ない仕草や動きを素描のように描いている映画。説明的ではなく、あざとくもない、それでいてしっかり印象に残る脚本と演出。是枝監督作品はまだ2作しか観ていなけど、好きなタイプの描き方です。
過去鑑賞

当時、結構衝撃的でなかなか頭から離れなかったなあ
柳楽優弥さん、や、当時は、柳楽優弥「くん」、
カンヌで賞を取ったニュースをみて、凄いな、より、10代でそんな荷を負わされて、、って思ったのを覚えてる。この映画を見ない段階で。演技云々でなく、いい大人がそんなことしちゃって、かわいそうじゃないか、とも。

さて、初めてこの映画をみた。
内容が衝撃的。どうにでも生き延びられるんだな都会なら、とか、子供なんて勝手に成長するもんってこの事?って思いながら、
そんな訳ない、どこかで破綻する、どこでなんの理由で破綻するのかな?とおもってた。お母さんが帰ってくるのを薄く薄く期待しながら。行政に連絡がいくんじゃないかと思いながら。

柳楽優弥さん、当時は、「くん」、に話を戻すと、彼自身が言ってもいるように、演技というよりは、監督が子供たちを上手く自然な形で演出した、その導き方が良かっただけかもしれない。ドキュメント的な手法というか。

やっぱり、これで演技の賞を、大人が、それもヨーロッパ人の大人たちが子供に与えちゃうのは、、どうだったんだろうなぁ、と、それは思っちゃうな。

ただ、今の俳優、柳楽優弥さんの上手さは別格だから。それは、こうした子役から養われ積み重ねたスキルなんだろうなと思うと、賞の重圧から努力したんだろうなぁ、って思う。それは凄いことだよね。
チ

チの感想・評価

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演技が自然すぎる、、、
実話これよりもっと辛いのが、また辛い
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