ささき

誰も知らないのささきのレビュー・感想・評価

誰も知らない(2004年製作の映画)
4.5
残酷だけど現実で、、総じて苦しくなる映画。

ただの傍観者として親に対しての怒りが湧いてくるけど、当の子供たちは全然母親に対して怒ってるとかはなくて。むしろ早く会いたいと願ってて。
京子が押し入れに入ってたり母親の服を守ろうとするシーンは胸が苦しくなった。

時間が経つにつれてのベランダに出るようになったり外に出るようになったり、それぞれの中にちょっとずつ母親の影が薄れていく描写も、それだけ戻ってないんだということが分かって苦しくなる。
ささき

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