あさの

BE FREE!のあさののレビュー・感想・評価

BE FREE!(1986年製作の映画)
2.5
羽賀研二さんの二枚目かつ軽薄な部分が妙に作風とマッチしている、青春コメディの怪作です。
原作とはまったく違うお話になっていますが、漫画初期にあった粗削りなエロスとアクションが、80年代アイドル映画の雰囲気にうまく変換されていると思います。
丹波哲郎さんが少しだけ出ていますが、チョイ役ながらさすがの存在感を見せつけています。

羽賀さんはこのままかつての山城新伍さんのような、C調路線も行ける面白い俳優さんになるのかなあと子供心に思っていましたが、現状を見るにとても残念です。
ただ、本作とアラジンの吹替とスト2のケンは映画史に誇れる仕事だと思います。
あさの

あさの