あさのさんの映画レビュー・感想・評価

あさの

あさの

映画と本と猫が好きです。

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キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー(2014年製作の映画)

4.0

一級のスパイ映画としても楽しめる、疾風怒濤のヒーロー映画です。
陰謀劇と超絶アクションのバランスが素晴らしく、また各キャラクターの内面にこれまでよりさらに深く踏み込んだ内容になっており、かなり見応えが
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マイティ・ソー ダーク・ワールド(2013年製作の映画)

3.5

いよいよソーを取り巻く人間模様とロキの魅力が宇宙規模で大爆発する、とってもヘイブラザー!かつダイナミックなヒーロー映画です。
SFファンタジー色をさらに強めながらもホプキンスが話し始めると途端に格調高
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アイアンマン3(2013年製作の映画)

3.5

探偵映画としてもクリスマス映画としてもトラウマ克服映画としても楽しめる、花火のようにド派手なヒーロー映画です。
ラストの心地よい余韻こそ、MCUにおいてはトニー・スタークにしか出せない大人の味だと思い
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アベンジャーズ(2012年製作の映画)

4.0

高揚感とケレン味に満ちた、究極のお祭りヒーロー映画です。
予習鑑賞こそ必要ではありますが、そんな敷居の高さを感じさせないユーモアとサスペンスとアトラクションのバランスが最高に面白いです。
他のヒーロー
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マイティ・ソー(2011年製作の映画)

3.5

史劇としてのヒーローを描いた、極彩色のSFアクションです。
サクサク成長したりスラスラ恋に落ちたりする型通りのキャラ達が逆に新鮮で、この小気味よさがある意味この作品の魅力になっております。
アベンジャ
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インクレディブル・ハルク(2008年製作の映画)

3.0

悲しきモンスター感を全面に打ち出した、今にして思えば異色のヒーロー映画です。
MCUの中にあって画面の暗さや真面目さこそ突出していますが、肉弾戦の迫力やパニック映画としての面白さは独特のものがあり、素
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全員死刑(2017年製作の映画)

3.5

クリスマスにピッタリ、異常なテンションが持続するバイオレンスな家族映画です。
タランティーノや北野武とはまた違ったアプローチでもって不謹慎な笑いを生み出すことに成功しており、意図的にNGワードを散りば
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死霊のえじき -ブラッドライン-(2018年製作の映画)

2.0

全てにおける中途半端さが逆に斬新な、B級を絵に書いたようなイライラ系ゾンビ映画です。
死霊のえじきなんてタイトルだったら見たくなるのはロメロが創造したその先かと思うのですが、結局はかなり保守的な作品に
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LOGAN ローガン(2017年製作の映画)

4.0

ヒーローの時代の終焉と家族愛を軸に、父と子、娘と父の冥府魔道の旅路を描いた異色のバイオレンスロードムービーです。
あまりにも平面的であった前作のSAMURAIやアポカリプスとも、あらゆる世界線の可能性
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ウルヴァリン: SAMURAI(2013年製作の映画)

3.5

異世界ファンタジーとして観るべき、まさに異色のヒーロー映画です。
荒唐無稽さはシリーズ中でも随一ではないでしょうか。
真田広之さんの貴重な大殺陣、雪と日本家屋と電柱と忍者とヒュー・ジャックマンが混在す
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空中庭園(2005年製作の映画)

3.5

秘密と赦しを巡る、違和感と浮遊感に満ち満ちた家族映画です。
原作を先に読みましたが、その羅生門ちっくな構成からミステリー仕立ての娯楽作になるのかなと思いましたが、きっちりと小説からさほど逸脱していない
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キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー(2011年製作の映画)

4.0

恋あり友情あり正義あり、偉大なヒーローの偉大な誕生を描いた、まるでキャップの品行方正さを体現するような超正統派王道ヒーロー映画です。
シリーズの四強の中では満を持しての登場だったのですが、これまでの大
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.5

張り詰めた不穏な空気感を延々と楽しめる、とってもオフビートな家族映画です。
因果を巡る不条理劇なのですが、画面の切り取り方と音楽の使い方がとにかく異様で、恐ろしいです。
「ロブスター」にあった乾いたユ
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インシディアス 最後の鍵(2018年製作の映画)

3.5

前作の“向こう側”と同じように本作の“彼方”の設定もかなり秀逸、手堅い作りのホラー作品です。
終盤かなりバタバタしますが、中盤までの恐怖演出は全てひねりの効いた工夫が施されており、飽きさせません。
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スリープレス・ナイト(2017年製作の映画)

3.0

可もなく不可もないところが最大の魅力でもある、テンポの良いクライムアクションです。
よくある展開だなーっと思いながらもハラハラドキドキしながらこの一夜にのめり込んでいる自分にラストでハッと気づかせてく
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トレイン・ミッション(2018年製作の映画)

3.5

ニーソン無双の皮をかぶった、ある意味潔い密室アクションです。
適度な謎解きに適度な格闘、とにかくバランスの良いスリラーに仕上がっているのが魅力です。
何しろ作風が安定しているので、イメージが固定される
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レザーフェイス―悪魔のいけにえ(2017年製作の映画)

3.0

レザーフェイスの皮をかぶった、ある意味潔いクライムスプラッターです。
悪魔のいけにえ、とりわけ群を抜いた名作である一作目の魅力って、レザーフェイスとソーヤー一家のキャラクター、そして唯一無二の不穏な空
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ザ・ミッドナイトマン(2017年製作の映画)

2.5

かなり舞台が限定されている右往左往系鬼ごっこホラーです。
とにかく画面が暗く、そのへんはミッドでナイトな雰囲気がよく出ていると思います。
見所はズバリ、ミッドナイトマンより怖いリン・シェイの存在感です
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ミスミソウ(2017年製作の映画)

3.5

単なるアイドル映画でもありきたりな復讐スプラッターでもありふれた鬱屈バイオレンスでも決してありません、瓦解し行くモラトリアムのどうしようもなさを描いた恐ろしく残酷な血みどろ青春サスペンスです。
田舎独
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トランス(2013年製作の映画)

3.5

観客を煙に巻く系のスタイリッシュな心理サスペンスです。
ボイル作品としては風変わり度は少し抑え目、大人の犯罪ドラマをじっくりと堪能できます。
主演三人の好演が面白く、特にロザリオ・ドーソンの声にはかな
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ベルサイユのばら(1979年製作の映画)

3.0

漫画と映画、日本とフランス、脚色と改変など、様々な不協和音を楽しめる不思議な超大作実写化作品です。
時代がかったダイジェスト感溢れる脚本により、映画とも舞台ともテレビドラマとも違う奇妙な世界観を楽しめ
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ROOM237(2012年製作の映画)

3.5

偏執的なファンによる深読み穿ち決め打ち大会を見事に捉えた、一風変わったドキュメンタリーです。
彼ら独特の笑い方や考え方、そして都市伝説が生まれる瞬間を堪能できます。
シャレのわかるキューブリックファン
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デモンズ(1985年製作の映画)

3.5

80年代のイタリアンホラーを代表する、偉大なるダリオ・アルジェント製作の偉大なるスプラッター映画です。
シンプルかつ雑な展開ながら特殊メイクや恐怖演出のセンスが抜群に面白く、メタルな音楽と相まって秀逸
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アウトレイジ 最終章(2017年製作の映画)

3.5

任侠社会の哀しさと愚かさを描いた静かなバイオレンス作品です。
基本は謀略系会話劇であり、展開の面白さや俳優陣の凄みに満ちていた前二作とはまた違ったテイストで主人公の因果を描いています。
仁義なき戦いだ
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ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章(2017年製作の映画)

3.5

モダンホラーな雰囲気こそ皆無ですが、ある意味意欲的な異色SFバトルアクションです。
めっちゃ思い入れのある漫画ですが、どんな実写化作品になるのか全く予想がつかなかったぶん、とても素直に楽しめました。
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ザ・マミー/呪われた砂漠の王女(2017年製作の映画)

3.5

トムクル史上最も情けないトムクル、だけどやっぱりいつものトムクル無双となってしまうというトムクル印のアクションホラー大作です。
ユニバーサル・モンスターズになんとなく抱いていたモダンな雰囲気は皆無、ハ
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忍びの国(2017年製作の映画)

4.0

大野智さんの持つ独特のユルい存在感がまさにハマり役、ある意味斬新な痛快コメディアクションです。
幼稚で軟弱なジャニーズ映画かなという偏見を持ちつつ観始めたところ、予想外にエンターテインメントしててめっ
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村正(1987年製作の映画)

3.0

「ぜったい負けられない男の世界なのだ、平田弘史なのだっ、小島剛夕なのだっ、わかってくれ…」そんな声が聞こえてきそうな無常観溢れる実験アニメです。
メタファーを仕込んでいる点も実に手塚治虫らしいです。

おす(1962年製作の映画)

3.0

猫視点の語り口が面白い、軽妙かつアダルトな実験アニメです。
シンプルな暗闇の演出が逆に斬新です。

めもりい(1964年製作の映画)

3.5

思い出をテーマとしながら現代社会の可笑しさをコラージュ風に描いた実験アニメです。
手塚漫画のコマ外におけるきつい自虐ネタが好きな人には激しくオススメします。

展覧会の絵(1966年製作の映画)

4.0

和製ファンタジアを期待するアニメではありません、手塚治虫らしい風刺を効かせた大人の実験アニメです。
聴き比べてみると新しい発見があるので、冨田勲の名盤「展覧会の絵」が好きな人には激しくオススメします。

JUMPING(1984年製作の映画)

4.0

動き続ける画面から目が離せない、まさに実験アニメです。
シンプルに眺めてるだけでも楽しいのですが、ラストの涙などの解釈をぼんやり考えるのもとても面白いです。

ある街角の物語(1962年製作の映画)

4.0

斬新という言葉が実に似つかわしい、アニメ作家としての手塚治虫のセンスをめいっぱい体験できる詩情豊かな実験アニメです。
画面構成のアイデアやデザインがとにかく鮮やかで素晴らしいです。

ザ・コンサルタント(2016年製作の映画)

3.5

多層性が魅力の一つである、予想の斜め上系サスペンスアクションです。
アフレック・アプローチとも言うべき不思議な役作りが面白く、先の読めない展開と相まって秀逸です。

アデライン、100年目の恋(2015年製作の映画)

3.5

生きることの孤独と喜びを描いた上質なラブファンタジーです。
美と知性を合わせ持つミステリアスなヒロインはブレイク・ライヴリーにピッタリ、突飛な設定でも自然に感情移入、彼女の未来を応援せずにはいられませ
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

4.0

躍動するキアヌの肉体と作り込まれた“こちら側の世界”のディテールに思わず目を奪われる、実に洗練された復讐系瞬殺バイオレンスアクションです。
共にネオを演じたスタエルスキー監督によるキアヌの体格と存在感
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