ブルーススターキラー

許されざる者のブルーススターキラーのレビュー・感想・評価

許されざる者(1992年製作の映画)
4.3
・再投稿・
[許されざる者]は1993年のアカデミー賞で作品賞やクリント・イーストウッド監督が初めて監督賞を受賞した名作映画だ。今作は妻に先立たれ2人の子供を育てる伝説のアウトローのウィリアム・マニーに1人のガンマンが訪ねてくる。1度は改心した男は再び銃を持ち、賞金稼ぎの旅に出るという物語。今作は、映画の完成度も高く、物語にもとても深みのある作品だ。今作は、アメリカの歴史を上手く描き、暴力や権力、復讐についてを生々しく描くことにより、心に残る映画になっている。クリント・イーストウッドやモーガン・フリーマンといった俳優陣による演技が記憶に残る作品に仕上げている。そして、描写は暴力的で残酷なものではあるがクリント・イーストウッド監督による今作は、最終的に物語が綺麗に完結するため映画に親しみを持つことができる作品といえる。