2023-52
新人NASCARドライバーの主人公が様々なことを乗り越えて成長していく様子を描いた物語。
当時27歳くらいだったと思われるトム・クルーズと、当時22歳くらいだったと思われるニコール・キッドマンの共演作。本作が結婚のきっかけになった作品なのは有名な話。
やっぱりダメだ、若い頃のトム・クルーズ主演作を観るとダメだ……あまりにも男前すぎてガン見してしまう。
コールやラウディの、事故って怪我をしてもなお走りたいと思うこととレースに懸ける熱い想いがすごい。命懸けで走るのは何故だろう?それはただ「好き」の気持ちだけでやってるんだろうな。じゃないと出来ない。
ハリーとの友情も最高だった。
NASCARでの最高時速は320kmにまで達するらしい。風より速く空気を切って爆走するレースカーが超絶カッコいい。スピードが圧巻。そしてレーサーたちのレースに懸ける熱い思いが尋常じゃない。そりゃ、軽い気持ちじゃ命懸けのレースをやろうとは思えないだろうけど凄すぎる。あとシンプルにレースカーの頑丈さと、ドライバーのタフさがカッコいい。
ギアチェンジの操作が秒すぎてカッコよすぎる。自分もMT持ってるけど家の車がATなので、次MTを買っても乗れなくなりそうで怖すぎるのだ。
本作は当時現役のNASCARドライバーが運転したらしいけど、トム・クルーズもアクション映画で実際にMTに乗ってるのをよく見るので、クールにMT車を操作してるところがシンプルにカッコよすぎて惚れてしまう。
なんでもそうだけど、何かの目標を追うときは「何がなんでも成し遂げたいんだ!やってやるんだ!」っていう燃えたぎる気持ちが必要なんだなって思った。本作はフィクションだけど、これは何にでも言えることだ。
4440レビュー目だった、ラッキー。