トノモトショウ

21グラムのトノモトショウのレビュー・感想・評価

21グラム(2003年製作の映画)
4.0
キャスティングが素晴らしく、主役三人の抜群の演技に支えられた作品。特にナオミ・ワッツが素晴らしい。リアルな人間像が浮かび上がり、あまりにシリアスなドラマが展開されていく。時系列が交錯する脚本・編集となっておりそれが上手く作用する部分が多いが、逆に散漫にもなっているだろうか。もう少し素直に作った方がテーマがはっきり見えてきそうにも思う。