Kaito

オードリーのKaitoのレビュー・感想・評価

オードリー(2011年製作の映画)
2.5
今日は5月6日でゴムの日だそうで。
ゴムといったら高校生ですね。


文化祭準備で受かれモードの高校生たち。
主人公ユウコはとある目的のため同じクラスの前髪チョビ男なんとか君と付き合いだす。
その目的とは、親友エリが文化祭当日にチョビ男に告白し付き合うまでに彼の生態をリサーチすること。

どんな子がタイプなのか、手を繋ぐタイミングはいつが良いか、今までの経験はどんなもんか。

あくまで親友のため、本気になってはいけない期間限定の偽りの恋。
でもまぁ、本当は私の方がエリより先に彼のこと好きになったんだけどね。
この気持ちどうしてくれようか。って映画。


いや、ひでえ。
まだ女の子と付き合ったこともない男子捕まえて、私あいつになら抱かれても良いわ、今度告るからあんた試しに付き合ってデータ取ってよ。って。
自分より経験豊富そうな女の子に夜通しイチャイチャされて、彼のパンツてっろてろになってたと思うぞ。

ひでえけどこの軽さもリアル。
入学一週間で告白されて一週間でフラれたの思い出した。お試し期間で落とされたという。


ユウコの何気ない言動がけっこうリアルなんだけど、肝心な台詞だったりは学芸会だった。

女子たちに振り回されるなんとか君、クール気取ったトゥシャイシャイボーイ。高岡早紀の反抗期息子かお前は。
って思ったけど、彼の言動もあるある過ぎる。


文化祭準備に結構な日数使ってたからまぁまぁ大規模なんだなぁと思ってたら、いざ文化祭当日になったら全校生徒めちゃめちゃ少なくてびっくりした。
フォークダンスの円がもう小さい小さい。


まぁこの作品はおっさんが観てもさすがにもう何も響きませんでした。
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