このレビューはネタバレを含みます
オープニングの"Wanna be startin' something"の高揚感。
当時スクリーンで観たとき、顔がにやつくのが自分でも分かった。
彼を生で観たらこんなもんじゃなかったんやろうなぁ。
90年代以降はダンスパフォーマンスも向上していって、
それに伴いリップシンクも増えてってそれはさみしいなと思ってたんやけども。
この作品でもリップシンクはありつつもリハならではの久しぶりの生歌が堪能できる。
さらっと歌う"Speechless"のワンフレーズや、
"Human Nature"のアウトロのハミング。
全く衰えを感じない美しさを帯びた歌声。
中でも"I Just Can't Stop Loving You"は鳥肌もの。
「本気で歌わせないでよ」と言っていたからセーブしつつの歌唱やったんやろうけど、何回観てもないちゃう。
何万人もの前で、また歌ってほしかった。