約1世紀も前に作られた映画なのに、全然面白い!
機械のように働き続けることの虚しさ、苦悩や悲しみが描かれているのに、思いやりや人生の楽しさ、美しさも描かれていて、心に残ります。
1つの作品にチャップリンのいろんな想いが詰められているように感じました。そして、見る人によっても色々な解釈がされる作品なのではと思いました。
妄想の中の裕福な暮らし、特に牛乳を入れるシーンや、デパートでのローラースケートのシーン、刑務所の中でのシーンなど、よくこんな面白いもの思いつくなあ!と感心してしまうほどどれも面白かったです。そして、大袈裟なくらいキレのあるチャップリンの動きは神がかっています!!
著書「教養としてのチャップリン」を読んだ後に視聴したので、さらに映画を楽しむことができました。物議を醸した、ラストシーンについても。。
ちなみに、チャップリンのちょび髭は付け髭であり、アザラシの毛で作られているそうですw
偉大な喜劇王の名作。いつかまた見直したいです。