世界恐慌下の労働者をシニカルに描いたチャップリンの代表作。素晴らしさのあまり絶句してしまった。
壁掛け時計をバックに"人間の機械化に反対して"という重々しいメッセージで始まる本作。当時の社会情勢や…
工場労働に疲れ果ててイカれ、その後仕事も上手くいかずに犯罪者に身を落としてしまう。
↑これだけ聞くと悲劇だが、そうやって生きるか死ぬかで必死に生きる姿をコメディに昇華していた。
最後、へこたれないで…
チャップリンの映画の中でこれを最高傑作だとか評価するときに機械文明への批判が含まれていることなどテーマ性のことを第一に挙げる向きが多いと思うのだけど(あと音楽がいいとか、トーキーとサイレント演出の融…
>>続きを読む基本セリフがなくてたまに合間に文章で挟まれるだけなのに
それでも何してるか伝わるシンプルさがすごい
すべてのお笑いの始まりっていう感じがする
工場の歯車の撮影も普通にすごい!
チャップリンが歌うシー…
コメディやそのほかの表現であっても、社会問題に対するテーマを盛り込むことはできる、と雄弁に教えられた作品。様々なものが描かれたシーンの数々は上質な小説を読むようで、チャップリン作品は定期的に観たくな…
>>続きを読む初めてチャップリンさんが出ている映画を鑑賞したんだけど……
「チャップリンさんってこんなに可愛くて面白いんだ!!」
…と思いましたね。彼に対して「可愛い」と言うのは失礼に当たるかもしれないけれど…
ジャック・タチの「プレイタイム」の次に何を見ようかなと思って、同じパントマイム系のチャップリンを見ておこうと選択。「独裁者」と迷ったのだけどまずは古めの作品から。これが私にとっての初チャップリン映…
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