So

メタリカ:真実の瞬間のSoのレビュー・感想・評価

メタリカ:真実の瞬間(2004年製作の映画)
5.0
ステージでは世界一かっこいい奴等が裏ではウジウジしているのが見れてよかった。こんだけしょーもない姿を見てしまってもステージ上では本当にかっこよくて、ああこれはプロだなと。(特にカーク、プレイはさておきステージではあんなかっこいいのに裏では何の面白みも主体性も感じられないなんて。)

才能と怒りだけで突っ走ってきたところから、家族ができ精神的にも成熟し、音楽がビジネスになり、世間からの期待値が自己評価を超え、そりゃ大抵の人はストレスで死ぬわ。

正直St. Angerは駄作だと思ってるけど、そこを乗り越えた後のMetallicaは本当にかっこいい。
昔から「死ぬほど稼いで満たされたおっさんバンドマンは何に怒ってんの?」と思ってたがこれが1つの答えですね。

メガデスのDave、元ベースのJasonが出てくるのも熱い。個人的にはJasonのステージパフォーマンスが好きだったし、インタビューをみてると途轍も無い音楽へのパッションを維持していて、ミュージシャンかくあるべしと思えた。

見当違いのアドバイスばかりで鬱陶しいだけにみえたセラピストもその後のインタビューではベタ褒めされていて、編集の妙ですな。
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