トノモトショウ

醜聞(スキャンダル)のトノモトショウのレビュー・感想・評価

醜聞(スキャンダル)(1950年製作の映画)
3.0
いわゆる「熱愛記事」というものの馬鹿馬鹿しさ、マスコミへの痛烈な批判に満ちた佳作だが、物語の緩急が弱く黒澤らしいスペクタクルを感じない。テンポ良く展開するものの裁判モノとしては軽快過ぎるか。志村喬の演技は素晴らしい。