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ジュラシック・パークのpotatoのレビュー・感想・評価

ジュラシック・パーク(1993年製作の映画)
4.5
シリーズ中ダントツで面白い

とにかく、ジュラシック・パークってタイトルから全く逃げてないのがかっこいい
ジョーズは鮫をあえて出さないことで緊張感を持続させる作品として質を高くしてたのに対して、ジュラシック・パークは最初少し引っ張るだけで、あとは恐竜が出るわ出るわって感じ
たぶん、当時映画館に行った人たちの期待は絶対に超えてたと思うし、超えてやろうっていう作り手側の姿勢が伝わってくる
例えるなら、ジョーズはJホラー的作品で、ジュラシックパークは洋ホラー的作品なんかな
あと、昨日横浜の花火大会行ったこともあって、ジュラシックパークって花火大会っぽいなって感じた
絶えず色んな恐竜を出して、観客の興味関心を惹きつけながら、最後には盛大なフィナーレで飾るところとか
多種多様な恐竜の出演も、種類豊富な花火みたいで、多少強引にではあるけど共通してるなーって思ったりしました

マルコム博士って勝手に2からの人やと思ってたけど、普通に1から出てたんですね 人間の記憶なんてそんなもんだなーって思いました

登場人物のキャラクター、特に創設者のジョン・ハモンドがいい 純粋な大富豪
あと、太ったハッカーの登場シーン、これからやることに対するウキウキ感溢れる演技が可愛かった

最後の方の、ヴェロキラプトルの体にチミン、アデニン、シトシン、グアニンがアルファベットでプロジェクションマッピングされてる演出が、この映画の本質を画で見せてくれている感じでいいなって思った

やっぱりこれだけ長く愛されてるシリーズだけあって、その1作目の面白さは圧倒的だった
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