映画の神

戦略大作戦の映画の神のレビュー・感想・評価

戦略大作戦(1970年製作の映画)
3.7
【110-2】 
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』                           第二次世界大戦も末期に差し掛かった1944年9月フランス、ノルマンディー上陸作戦以来前線で戦い続けているアメリカ陸軍第35歩兵師団のビッグジョー曹長率いる小隊は、いつも肝心なところで後退を命じられ、未だに手柄を立てられず苛立ちがつのる毎日。そんな中、ビッグジョーと元中尉のケリー二等兵はドイツ国防軍の情報将校ダンコーフ大佐の身柄拘束に成功する。ビッグジョーもケリーも大した情報は期待していなかったが、ダンコーフの手荷物を調べると金の延べ棒が隠されていたのである。ケリーはダンコーフに酒を振る舞い、泥酔したダンコーフから前線の向こうにある小さな街クレアモントの銀行に大量の金塊が保管されている旨を尋問で聞きだした。そしてケリーからこの話を聞いた小隊の兵士たちはクレアモントの金塊をくすねるべく、服務を放棄して中隊長メイトランド大尉の休暇中に前線越えを試みる。損耗と被害を出しながらも目的地に到着した一行は3両のタイガー戦車の内2両を撃破するも虎の子のシャーマン戦車は故障で稼働できず金塊を目の前に手詰まりとなった末に相手タイガー戦車車長と直接交渉に持ち込み、現状と状況を明かして取引は成立した。88mm砲で銀行の扉を吹っ飛ばし、その場に居た面々は各々の車両に金塊を積んで去っていった。