ミニ

フリーダのミニのレビュー・感想・評価

フリーダ(2002年製作の映画)
3.7
メキシコの画家フリーダ・カーロの生涯を追った映画。
17歳の時に事故にあったフリーダはその人生のほとんどを痛みとともに過ごす。だけど彼女は強い。命に満ち溢れ、セクシーでエロティック。写真家の美人と二人でタンゴを踊るシーンは非常に萌えました。エロス!
革命家で画家のディエゴと結婚してからは愛の日々を送るんだけど、彼の浮気性(ほとんど病気)のせいで悩みも尽きない。しかしフリーダに悲壮感はまったくない。メキシコのどこまでも青い空と華やかな色彩、そして陽気な音楽のせいもあるけれど、何よりフリーダの強さが前面に出てる感じ。
フリーダの描く絵はシュールで残酷で孤独。人によっては嫌悪感を感じるかもしれない。血まみれの自分のお腹から胎児が飛び出してる絵とか。でもそこには彼女の叫びが込められているので、見るものの胸を打ちます。私はすごく好きです。
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