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冷静と情熱のあいだのmのレビュー・感想・評価

冷静と情熱のあいだ(2001年製作の映画)
4.2
江國香織さんの描くあおいは、うちに秘める芯は強く、その想いを柔らかく纏える人だと思っていたからこそ、映画版のあおいの弱さを強がりで固めて隠してしまうような節に違和感を感じてしまった🥲 そしてもう少し繊細にあおいの感情を描写してほしかった… 順正は小説より美化されているより、マーヴもこんな脅すような怒り方をする人じゃない🥲 小説へのリスペクトが深いために、この様な評価になりました。
ただ、歴史の止まった街・フィレンツェを映像の舞台として改めて観た時の美しさを加味してこの点数。
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