このレビューはネタバレを含みます
思いの外良くて泣けた。
親からの愛情に飢えて、家業の内容から常に幼い頃から死が間近に存在する。
意思疎通ができなくなった母親が割であった祖母に毎回キスをして優しく声をかける。
そんな環境の中、支えてくれるボーイフレンド。淡くて可愛い初恋。
父親の意識を浴びようと頑張るが、父親の初めての彼女の存在に立場を危ぶまれる。
生と死、両親からの愛情、初恋の淡い気持ち、身近な死を体験して強く成長していく大人と子供の姿
多くの立場をいっぺんに見ることができる。でもごちゃごちゃしていなくて観やすい。
アンナクラムスキーのあどけなさと自然な演技、カルキンの可愛さも◎