なんだい?結局、第25作『ハイビスカスの花』と同じじゃねえかい!
なんて野暮なことは言わない。
ここまでシリーズ48作、全部観てきて、
49作目にして改めてこの名作に戻るという満男だけではなく、私たちの回顧でもあり、これがまあ知ってても泣けるのよ。
泣けるどこの話じゃないんだから。
ああ、こんな素敵な話だったわね、
あぁ、ここでこの2人は、、、なんてことを思い返しながら懐かしんで観ていると涙なしでは観てられないのよ。
そうなのよ、それが寅さんなのよ。
こうも丸ごと同じストーリーを劇場にかけたのか、と驚きつつも、
愛される寅さんを偲ぶ作品としてはやっぱりピカイチだ。
ありがとう、寅さん。
あなたに出会えてよかったです。
しっかし、寅さんとリリーは本当にお似合いだぜ。ヒューヒューだぜ。