ヘルマザ

ハッスル&フロウのヘルマザのレビュー・感想・評価

ハッスル&フロウ(2005年製作の映画)
4.5
マジでよかった〜。
まさに負け犬たちのワンスアゲン映画のマスターピース。
トラックを作る過程が文化祭ノリで見てて本当に飽きない。
映画を見ながら体が動いたのも初めてかもしれない。

映画として各所でいちいち見せ方が本当に上手い。
最悪の結末が待つ転換点で机からビンが落ちて割れたり、場面転換にクッサい(でもかっこいい)決め台詞があったり…。
そして最後は各々成長したメンバーの息がピッタリ合ってマスターピースが出来上がる…。
もうサイコー。

ラストに流れるアカデミー賞歌曲賞も取った"It's Hard Out Here for a Pimp"、これを聞くだけで劇中の文化祭ノリが思い出されてまたノッてしまう。
これぞエンターテイメント!

男性と女性で見方がガラッと変わってしまうかもしれないが、個人的には最高だと思った。