ハッスル&フロウの作品情報・感想・評価・動画配信

「ハッスル&フロウ」に投稿された感想・評価

前々から見ようと思っていたが。スルーしてきてようやく鑑賞。

単純に底辺からの成り上がりとしか見ていなかっただけに、ラスト近くでの現実をまざまざと見せ付ける手法。
逆にこれをリアルと位置づけるからこそ、歌詞の内容がより深く感じる。

夢も希望もないとは決して言いすぎでない男Dジェイ。
ポン引きでその場しのぎの金稼ぎ。方や親友はプロのラッパーになって凱旋。
やつに出来るなら俺もとばかりに、自主制作でラップを作り上げていく。

この作曲の過程が面白く、安い機材での音入れ作業。
足りないものを補うのには金以外の提供。ここら辺も生活のなさを見せるからこそ、出来上がる歌が深く聴こえてくる。

テレンス・ハワードはこの作品で一躍知られることになるが、吹き替え無しのラップはやはり黒人特有のリズム感を作り出している。

主題歌の“It's Hard Out Here For A Pimp”は、コーラスが入るまでは平凡と言われていた。
曲が作られ次々に変化していく過程というのは、やはり見応えがあった。
2006年アカデミー賞オリジナル歌曲賞受賞
メンフィスで、売春の客引きとして生きているDジェイには、かつてラッパーになるという夢があった
ある日、同郷の人気ラッパーの公演が決定する

夢を叶えるために友人たちとデモ・テープ作りを始める

夢に挑戦する者たちの感動の物語
KO

KOの感想・評価

4.1
 努力して這いあがろう、みたいなテーマは単純な話だもどうもところどころ胡散臭く感じてしまう時があるけどこれはそんなところがなくずっと入り込めた。割と渋いし、音楽は素晴らしくちょっと苦い話も良かった。定食屋のランチメニューのようにちょうどよくスッと体に入ってくる作品。
えむ

えむの感想・評価

3.5
完璧なクズ人間の完璧なストーリー。共感を得るのはクズ人間に限定されるのかもしれないが刺さると思う。商業的には知らないが映画として本質的に果たす功績がある。レベルとしてはロッキーに並ぶのではないか。

このレビューはネタバレを含みます

・メンフィスのラップが素晴らしい。テレンスのラップも味があって良い。
・ハッスルするストーリーは良いし、サウスのストリートのサグな感じも出てる。だけど主人公がクソすぎて今の時代だとちょっと厳しいかな。笑
Neko

Nekoの感想・評価

3.9
ポン引きと売女らがラップを通してどうしようもない日常から這い上がる物語。
中年から夢に向かうってのもなかなか渋いなと思ったな。
ヒップホップってほんとどうしようもない状況にいる人々を救済してる音楽なんだなと改めて思いました。
ガリーボーイ好きな人にはこういうのも見てほしいものですね。
エディ

エディの感想・評価

5.0
キャストが良い。音楽も良い。画面から据えた汗の匂いが漂ってきそうな暑苦しい雰囲気が良い。

無性に観たくなり数年ぶりにDVDで鑑賞。改めて大満足。主役のテレンスハワードはもちろんよいが、脇役のキャラクターもそれぞれ非常に味があってよい。決してきれいごとだけでは済まされない現実が描かれており、底辺の人生の中でそれでも上を目指して奮闘する主人公。女性キャラクターのひたむきさや優しさ、誰かに必要とされたいという想い。ディージェイの情熱に巻き込まれて自身も音楽への情熱を取り戻す幼馴染。どの登場人物にも何かしら共感する部分があります。底辺で頑張るところがなんとなく邦画「百円の恋」と共通しているような気がしました。

テレンスハワードとタラジPヘンソンが夫婦としていがみ合う「エンパイア」も観てみようかなと。
2022.2.3.DVD
純度100%のヒップホップムービー。
夢は誰でも持てる。
いま見返してみると、ミソジニーが過ぎると思われ、時代の変化を感じたり。。とはいえ、ストーリーとラップは素晴らしく、ラストの展開も最高だった!
メンフィスのピンプがしがない稼業から抜け出す為に音楽で一発当てようとする話。

水溜りに反射するネオンサインを踏みつけ、揺らす描写で惹き込まれる。

歩く奴と話す奴の説教からの「歩く話だ」激アツ。
何でも良いからクリエイティブなことを人間はやるべきだと思ってるので、歩く人間でいたいと思った。
防音として紙のカップホルダーつけるの、恵比寿の某激ヤバクラブを彷彿とさせる。
トラック作れる白人連れてきて「あいつはライトスキンなだけだよ」ってライン最高。「Bitch」の代わりに「Trick」使ってバッチリハマるのと、妊娠中の元売春婦のコーラスがばっちりハマるとこ気持ち良すぎ。リュダクリス良い味出してる。
落とし方も言うことなし。
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