沢の水

痴人の愛の沢の水のレビュー・感想・評価

痴人の愛(1967年製作の映画)
4.2
女性は怖い、というステレオタイプな見方が自分の中により根深く植えつけられてしまった…

男と女の価値観は普遍的であり、女の肉体に対して無力である男の悲しきスケベパワーには共感せざるを得ない。騙されると分かっていても制御できないその気持ちを「旨くて強い酒」に例えたのは見事。

日本の60sカルチャーでまとめられているが、換骨奪胎すればどんな時代にもフィットする作品だと思う。現代版なら、主演はカンニング竹山がハマりそう。
沢の水

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