佐久間さくまさんの映画レビュー・感想・評価

佐久間さくま

佐久間さくま

インスタント沼 だけ別枠で評価しています

映画(103)
ドラマ(2)

フィッシュストーリー(2009年製作の映画)

3.9

携わった作品が姿を変えて後世に残り続けていくっていうストーリーがすごくツボ。

それこそがキモなのでそういうものではあるんだけど、少しずつモヤモヤを溜め込ませて最後一気に解放するので、中盤でややしんど
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卍 まんじ(1964年製作の映画)

4.2

心を掻き乱された。
丁寧に狂わされていく物語に始終見入っていた。

レズ作品という括りでは捉えられない、人間の色情・耽美的な渇望を描いている。「虜」とはこのこと。

西の魔女が死んだ(2008年製作の映画)

3.7

布団の中で語らうシーンが特にグッときた。

良く言えば全体的にほのぼのしてる、悪く言えば大きな起伏がないので、旅先とかでぼんやり観るといいかも。

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.4

「面白いから見たほうがいいよ」としか勧められない内容である分、「面白かった」ということを人に伝えたくなる。
だからこそここまでヒットしている、っていう構造まで秀逸。

内容について何も言わず、ただ人に
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日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

4.0

栄華と衰退の対比が面白い。背負い投げが象徴的なアクセントになっていて良かった。

ボロボロにしわがれている綾野剛はバラエティ番組などでは全く見ない姿なので衝撃的。見せ方上手いなぁと改めて感じた。

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(不)完全人間(2013年製作の映画)

3.5

淡々としている中に妙なリアリティと惹きつけるものがある。テーマも興味深い。
ただ、兄の障害の表現がイマイチしっくりこないのが残念。コーヒー作ったりパソコン持ったりするだけの力があるのに自慰ができないっ
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.1

一言で言うならゾンビ映画だけど、ドラマの部分でしっかり感情移入させてくれるから緊張感に重みがあった。
登場人物がしっかりそれぞれの役割を遂行してくれるからこそ、純粋な気持ちで展開にハラハラできたのかも
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劇場版ポケットモンスター キミにきめた!(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ポケモンの映画はデオキシス以来なので13年ぶりでした。社会人になり、自分で稼いだお金でポケモン映画を観ているのは感慨深いものがあります。
青年になったポケモン少年をメインターゲットに据えた映画というこ
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フラッシュダンス(1983年製作の映画)

3.6

当時を知らない世代だけど、流行曲が満載で純粋に音楽で楽しむことができた。

ダンスのキレは凄かったし内容はよかったんだけど、こういう映画は劇場で観ないといけなかった。低音効かせたホームシアターとかでま
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イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

4.0

自己啓発系コメディはかなり好きな部類なのでかなり楽しめた。

MASKを観たときもそうだったが、ノってきてからのジムキャリーの声や表情を見てるだけで自然と楽しくなれるのがすごいなと思った。

「イエス
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そして父になる(2013年製作の映画)

3.9

ちょっと作為的で印象に残る示唆がたくさんあって、邦画的な面白さがあった。
考えさせられるというよりも「こんなことを考えてくださいね」というレールを予め敷かれている感じが邦画っぽさを感じさせるのかもしれ
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ソーシャル・ネットワーク(2010年製作の映画)

3.6

正直言ってアジア人以外はほぼ顔の区別がつかないので、天パが特徴的なマーク以外の男の区別が全然できなかった。(暗闇だとエドゥアルドとショーンの見分けつかん…)
展開を知った上で見返したら腑に落ちたけど、
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.3

めちゃ楽しかった。音楽に大満足。

音楽エンターテイメント映画としてライトなストーリーを楽しむという点では君の名は。に近いように感じた。
内容的には「アニメ・RADWIMPSの映画」か「実写・ジャズ・
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

4.0

罪を憎んで人を憎まずのストーリーがよかった。
寛容な時代背景とディカプリオ・トムハンクスのキャラクターが相まって、大金を動かした犯罪活劇に暖かみを感じるというギャップが面白い。

バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3(1990年製作の映画)

4.6

1、2まで積み上げて来た伏線やメッセージを大切にしながらも3独自の展開が加えられていてワクワクが止まらなかった。
クライマックスの盛り上がりは1に勝るとも劣らず素晴らしい。全く失速せずに最後まで駆け抜
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バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2(1989年製作の映画)

4.4

Amazonプライムのおかげで1から連続視聴できてありがたい。
1のストーリーのワクワク感を残しつつ、SF的な面白さを深化させている。
ただ、同時間軸におけるパラドックスを避けるところがストーリーのキ
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バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

4.5

さすがSFの金字塔。
ラストシーンの緊迫感凄すぎ。
チャックベリーに電話するところとか、小ネタが充実してるのも楽しい。

「為せば成る」

恋の渦(2013年製作の映画)

4.0

ズブズブの人間関係の中、しょうもない日々がダラダラ続いていくようでいて少しずつ軋んでいくのが面白かった。桐島好きならたぶん楽しめる。
潰された空き缶や飲みかけのいろはすが細かいリアリティを出していてよ
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マスク(1994年製作の映画)

4.2

シンプルなハチャメチャで楽しめるのがすごい。
ジャズとかラテンに合わせてダンスするところとか、意味もなく楽しくなれる名シーンだと思う。

マイロとかドリアンにもマスクが移動する構想、色んなコメディ作品
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アイ・アム・レジェンド(2007年製作の映画)

3.4

アメリカらしい、爆薬とCGで大味なストーリーをまとめた作品。
彼がレジェンドになるに値する「化学者らしさ」が冒頭でしか感じられず、ガンアクションで盛り上げてはいるがそれだけな気がしてしまう。

ド派手
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ビバリーヒルズ・コップ(1984年製作の映画)

4.0

朝まで生テレビだ…!

ゴキゲンなBGMがとにかく楽しい。サウンドトラックが聴きたい。

ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

3.9

ラストの展開には唸らされるけど、伏線が難解すぎて中盤がしんどかった。

リアリズムの宿(2003年製作の映画)

3.9

心を突き動かそうとする派手な演出は全くなく、淡々とおかしみのある空気感を切り取っていく。
とてつもなく小規模な喜怒哀楽が面白く、ハイでない時ならいつ観ても楽しめると思う。

近代化で失われつつある、日
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痴人の愛(1967年製作の映画)

4.2

女性は怖い、というステレオタイプな見方が自分の中により根深く植えつけられてしまった…

男と女の価値観は普遍的であり、女の肉体に対して無力である男の悲しきスケベパワーには共感せざるを得ない。騙されると
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私の男(2013年製作の映画)

3.7

(淳悟と花は血が繋がっているという情報はあるものの、)どういう経緯の上での父と娘なのか、どういう形の家庭環境だったのかなどの背景説明が割愛されてしまっているのが惜しい。二人の心理が読めないため、不純な>>続きを読む

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

4.1

「現代の情報技術は戦争が育てた」という話は聞かされてきたけど、その裏にあった人間の心模様までは考えが至っていなかったのでハッとさせられた。

僕の理解力不足か、イギリス流の遠回しに皮肉を言うようなもの
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シックス・センス(1999年製作の映画)

4.2

最後でそのトリックに気づいてこその作品で、物語の途中で気づいてしまったら勿体無い。僕も最後の最後まで分からなかったが、それによってストーリーを堪能することができた。カンが鈍い方が確実にお得。

結論を
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

4.1

序盤の展開は知っていたが、終盤の展開は予測できなかった。何が善で何が悪なのかが反転しまくっていくので、善悪二元論では到底語り得ない深さがある。

アーティスティックな部分が多々あるのだが、下世話さとの
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悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

3.6

深夜だったからかもしれないけど終盤寝てしまったので、僕にホラーは合ってないのかもしれないと思いました。

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.4

名作は含意がすごく豊かなんだなと再確認した。
どんな境遇でも腐らず、先を見据えて学び考えながら行動することが善く生きる鍵であると教えてくれる。身を助ける最大の存在は知識だ。

エクソシスト(1973年製作の映画)

3.6

サブリミナルが妙に頭に残るけど、釈然としない部分が多すぎる。
脳外科医の話から察するに精神病と紙一重な感じが怖かったのに、ポルターガイストまで起きてしまったらさすがに非現実に飛びすぎてしまって乗り切れ
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フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.5

一つの作品でここまで喜怒哀楽の間を揺さぶられたものは今まで観たことがなかった。良い人ばかりではないからこそ大切な人を大切にできるし、深い悲しみがあるからこそ人生の喜びを噛み締められる。

ベトナム戦争
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パプリカ(2006年製作の映画)

3.6

アニメ作品ならではの表現に慣れていないからかもしれないが、引き込まれそうで引き込まれなかった。
シナリオも、今起きていることを自分自身が理解できているのかできていないのか分からずモヤモヤするし…

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エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

3.8

言いたいことは分かるし綺麗な作品なんだけど、構成がオシャレに寄せすぎてて理解するのに一苦労を要する。ラブストーリーにしては複雑すぎる気もする。

自分の遍歴や考え方もあると思うけど、クレメンタインをど
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スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

3.9

かなり前に観たので内容はざっくりしか憶えていないが、静かな高揚感があった記憶がある。

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