まいしほ

夜は夜もすがらのまいしほのネタバレレビュー・内容・結末

夜は夜もすがら(1956年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

“It's De-Lovely”、”Anything Goes”、”You're the Top”などのコール・ポーターの名曲がたくさん出てくる!Anything Goesは有名なミュージカルの一つだと思うので、古いミュージカル好きとして前から気になっていたんだけど、日本で観る手段があまりないのが残念。今回は字幕なしのものを観た。ビング・クロズビーとドナルド・オコナーが一緒にやるショーに女優が1人必要なんだけど、お互いが同時に別々の女優と契約しちゃってどうしようってなって、お互いが相手が連れてきた女優に事実を話して出演をやめてもらうようにしようとするんだけど、なんかその過程で2人とも逆な相手といい感じになる的な話だった。(オリジナルのミュージカルとは筋書きが違うらしい)
メインの4人のパフォーマンスが全員良かった。歌とダンスがいっぱいで、観ててとても楽しい映画だった。50年代のミュージカルが好きな人にはぜひ観てほしい。魅入っちゃうロマンティックなダンスもあれば、ドナルド・オコナーが子供の前で踊る楽しいやつとかもあって最高。私のお気に入りは“It's De-Lovely”。歌と踊りだけじゃなくて、このときのミッツィ・ゲイナーのドレスとかピアスとか全体的な見た目がシンプルだけどすごく洗練されてる感じでむちゃくちゃ好き。ミッツィ・ゲイナー自体も何気に初めて出演作を観たんだけど、表情が素敵!チャーミング。観たいリストに入れてる”南太平洋”、”魅惑の巴里”、”ショウほど素敵な商売はない”を観るのがもっと楽しみになった。
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