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怪談新耳袋 異形のKHのネタバレレビュー・内容・結末

怪談新耳袋 異形(2011年製作の映画)
2.2

このレビューはネタバレを含みます

スマイレージ(現・アンジュルム)なるアイドルグループの販促用プロモーション映像

●1話目:おさよ
最初の登場シーンは小中理論に忠実で期待を持てたのだが、そこからの失速が早かった。
幽霊に優しくするのはリスクしかないんやで。☆2.0

●2話:あかいひと
あかいひとをマンションのエントランスで妹の彼氏が発見して、家で待っている姉のもとにインターホン鳴らしてのぞき穴から見える→ベランダにいるまでの流れは怖かった。
しかしこの後は登場人物の棒演技(ホラーになると叫びすらも棒だとキツイ)、イヤヤメテとかタスケテとかの棒。
あかいひとが急に映画泥棒みたいな動きをする。明るいところで見たらそんなに怖くない(カカメみたいな造形)
オチの投げやり感。以上を踏まえて☆1.9

●3話目:部屋替え
怖いよりなにより三面鏡全画面ドアップ老婆の舌ぺろぺろの不快感が勝つ。
それ以前に上辺だけ仲良く振舞ってる偽善家族ごっこが怖い。
怖いけど人間怖い系なので☆2.5で。

●4話目:和人形
嫉妬による行動力は恐ろしい。
第1話~3話はアイドルグループのメンバーが単体で出演していたのでまだ我慢できたが第4話になって勢ぞろいすることでより一層棒演技が目立つ。
幽霊の造形は4話中一番嫌悪感がある造形だったので惜しいところかな。☆2.7
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