高校生のうちに見ておきたくて、高校生最後の日に見た
イヤホンをしながら見たからかもしれないけど、サウンドが印象深くて
常に不安な音が背後で鳴ってたから、わたしはずっと緊張していた
彼らの日常はわたしにとっての非日常だったけど、彼らの非日常はわたしにとっても非日常で
それでも、学校という組織の陰鬱さとほんのすこしのひかりだけはおんなじだった
淡々とすすむ話の中で、彼らのことを理解するには81分はあまりにも短すぎて、ただ背中を眺めて祈ることしかできなかった
祈りは届かなかった、あたりまえに
あの拙いエリーゼのためにがずっと頭の中で響いていた
救いを求めて試聴後に、DVD特典のメイキングを見た、ちょっとだけ救われた