エレファントの作品情報・感想・評価

「エレファント」に投稿された感想・評価

映画とドキュメントの狭間、という感じ。

そのまま切り取ったかのような違和感のなさ。その日常に生まれる歪み。

踏み込みすぎず、あっさりし過ぎず。
センスしかない。
日常と悲劇はいつでも隣り合わせで日々の平穏は一瞬にして色を変える。そして今も誰かがやり場のない痛みに苦しんでいる。
捌け口を誤ってしまった少年の姿を淡白に描きながらも胸に刺さる切迫感。
桐島を先に見てたから、桐島じゃん!って言っちゃった。そしたら、こっちが先ね、って。
これ見終わった後の方印象的だったな。なんてね。
ゆうゆ

ゆうゆの感想・評価

3.8

"キスも知らない17歳が
銃の撃ち方は知っている"


未熟で
まだ世間も社会も知らない
狭い世界に生きる若者たち

いつもと変わらないはずだったある日。
淡々とした描写
すべてが"日常"で終わる恐怖


こんなにも悲しくて虚しい
『エリーゼのために』を
未だかつて
聴いたことがないよ🥺
くぼ

くぼの感想・評価

4.5
みた映画の内容忘れるのが得意な私だけど、これは忘れない
すごくどきどきしで、感動したの覚えてる
これがリアルだ・・・夢のように優しい作風、とんでもない残酷な内容。ある高校での銃乱射事件についての物語だけど、中心は生徒たちの関係と学校生活だ。サスペンスと明らかなメッセージが全くないくせにすごく夢中になった、すごく理解した。本当に悲しい。映像も編集も素敵だ、カメラがキャラクターを追いかけるだけである意味にリアリズムっぽいけど、焦点がキャラクターの内界を拡大する。アカデミーサイズもいいチョイスだったと思う、ピッタリだ。
ある意味に「リリイシュシュの全て」にすごく似てると思う、話題も作風も。
shin

shinの感想・評価

3.5
前半は淡々と姿や風景を追っている。空が早送りになる所の色が好き過ぎる。後半は別の映画になってしまう。
目隠しして数人に象の一部をそれぞれ触らせて後で絵を描いて貰うと、出来上がった絵は全然違っていたりする。

日常があっけなく壊れる様子を淡々と描いている作品。実話です。ネットで簡単に銃が買える世界は恐ろしい。
少し前に観た「君が生きた証」も思い出しました。

何度も繰り返される悲劇、学習出来ない社会の闇は深いですね。

「グッド・ウィル・ハンティング」のガス・ヴァン・サント監督作品。

このレビューはネタバレを含みます

空の映像にひとりひとりを追った映像
綺麗な色彩に、無駄な情報が排除され
映し出される為 とても自然なそこにあった
日常であることが よくわかる。

だからこそ悲劇とは日常の延長線上にある
ということを理解させらて
人には人の地獄、救いや裁きって何だろうか
と改めてずっしりと考えさられる。

きっと、この2人も誰かが見て見ぬ
フリをしなければ ゲームのように人を
殺すような感覚まで陥る事はなかったのでは
ないのかなと思いたい。

同じ様に疎外感をわかち合った2人の
結果が無差別殺人なのがとても胸が痛い。
シャワー室でキスをする所がすき

彼が奏でたエリーゼのために
最初は上手に弾けても終盤につれて
縺れるように上手には弾けなくなり
中指をたてるシーンは人生の生き辛さ
彼自身の音 その物だったのかと解釈しました

だから こそ より響いてしまう
皆が逃げ惑うなかゆっくりと廊下を歩く黒人の学生は何なんだろう。何をしようとしてたのか。
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