Tunacan

サマーウォーズのTunacanのレビュー・感想・評価

サマーウォーズ(2009年製作の映画)
4.0
皆が評価するだけある。普通にドキドキハラハラで夢があり感動ありで面白い。

2009年にこういうAIの責任所在に関する問題提起は新しかったのかな、最近同じようなテーマの作品をいくつか見たからありがちに感じてしまったけど、

大家族でお盆に集まる感じや料理や景色や家や、勝負の仕方が純日本という感じでなんか誇るべき日本のアニメという財産、という感じ

特にデジタル基盤がハッキングされた時、お婆ちゃんが片っ端から電話をかけまくって要人を鼓舞しまくるシーンがなんか古き良き日本?を感じた。結局最後に運命を動かすのは個々人の力であり一丸となった助け合いである、ていうのが地域で手を取り合って生きてきたばあちゃんだからこその絆・繋がりで、デジタルでの「広いネットワーク」とは全く質の違うものなのだろう

大震災で「絆」が注目されたけどそれよりも前の映画とはビックリ

2009だからか、大変なことが起きた時に闘おうとする男、お婆ちゃんの葬式の準備の手配や料理をする女、ていう構図があまり気にせず描かれてたような感じだったけど、それも2022の今見てこその感想なんだろうか

とか色々考える面白い映画だった
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