まい

ドラえもん のび太と夢幻三剣士のまいのレビュー・感想・評価

3.5
追記:
このレビュー書いた後に何回も観たんですけど、おもしろいですね…。映画ドラえもんはどれも面白いので、今年のどこかで点数つけ直したいと思ってます。とりあえず、0.5点数を上げておきます!(追記:2021/3/2)

夢幻三剣士…15周年記念映画としては、かなり思いきった内容。ドラえもんというと皆さんそれぞれ怖いと思う映画があると思いますが、私にとっては「夢幻三剣士」が一番怖かったです。とくにエンディング…。最後のグーチョキパーのあかるい曲で誤魔化されないぞ!って思いました(笑) 劇中歌「夢の人」は良い曲ですね…。
かなり怖かった印象もあり、あまり繰り返しは見てなくて記憶がかなりおぼろげでしたが、夢と現実の境がなくなっていくというコンセプトとか、夢である故のメルヘンなロジックとか、竜のシーンとか見直してみると面白いです。
しかし、個人的にはジャイアンとスネ夫の活躍が少なく、物足りなさを感じます。クライマックスも少しバタバタした印象を受けました。私の中では、映画ドラえもんは「のび太、ドラえもん、しずかちゃん、ジャイアン、スネ夫」の5人のアンサンブルムービーだと思っているので、個人的な好みから外れるのは多分、これが大きな原因かな、と思います。ただ、のび太としずかちゃんの二人に焦点を当てたことで得られたこともありますね 。シズカール、かっこいいです。
ドラえもんファンの中でもこれほど好き嫌いがハッキリ分かれる映画も少ないような。本当に異色です。夢幻三剣士好きに会ったことがありますが、熱量がすごいので人を惹き付ける力があるのは確かです。
私はキャラデザを含めて敵側のキャラクターも好きで、スパイドル将軍(屋良有作さんの演技がとても良い)とか、オドロームとかは好きでしたが、トリホーが怖すぎました。ラスボスより手下のトリホーの方が怖くないですか?今みてもゾーッとします。F先生のSF(スコシフシギ)な世界観が垣間見れる作品です。
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