理想と現実、光と影の部分の生死を交えた人生ドラマを淡々と頑固オヤジの背中で哀愁漂わせて描くやり方がスタイルなようで、似たテイストで言えばグラントリノの方が個人的には結末のショッキングさで染み入るものがあったかなぁと。
内容が内容だけに、レビューのスコアを付けにくいというのがあるのだろうけど、これ系の作品はえてしてレビューが盛られすぎる点があるのが気になる…今になってみるとやはり時の経過もありテーマとしてはそれなりに擦られてきた問題提議でもあって、そう考えるとやはりグラントリノへの布石のような作品だった。