妻殺しの罪を着せられたパリー(ハンフリー・ボガート)は脱獄し、彼に同情するアイリーン(ローレン・バコール)の協力を得て整形手術をする。パリーは脅迫してくる悪党や警察から逃れながら、真犯人を探し出そうとする。
「邂逅」などの脚本家デルマー・デイヴィスが監督したクライムスリラー。
なんでボギーの顔が映らないんだ?って思ってたらなるほど。
主人公目線で進んでいく映像はなかなか面白かった。ただ、唐突に協力的な美女に手配師のようなタクシー運転手、整形外科医に恐喝する泥棒と、あまりに都合がいいというか強引な展開はまるでファンタジーだ。
王道すぎるラストにもビックリだけど、ローレン・バコールの美しさと存在感ですべて許せる。笑