無実の罪で殺人犯となったヴィンセントは真犯人を探すため脱獄する。道中知り合ったアイリーンに匿われた彼は顔を整形して事件の真相を探る。
顔を整形してハンフリー・ボガートの顔を御披露目するまではPOV…
殺人の濡れ衣を着せられた男の巻き込まれサスペンスを、POV等を駆使した主人公の顔を徹底して見せない演出が面白い
中盤、主人公が顔を整形し遂に遂に顔面を披露するが、そこからは割と普通のフィルムノワール…
冒頭から整形をするまでボガートの顔を一切映さず一人称視点で展開する演出の掴みが上手い。そして、顔の全貌が明らかになるのが5〜10分ではなく始まって約一時間経過してからという異質さ(顔面包帯姿で『他人…
>>続きを読む古い映画なので当たり前なのだが、演出に古さを感じてしまう。
冒頭の一人称目線も取り立てて効果を生んでいるとは言い難く、見づらいだけのようだ。
ただ唯一の見どころは、ボギーとローレンの絡みで、観てい…
往年のハリウッド女優祭り
ローレン・バコール7本目
スタートしてから1時間経つまでボギーさんは顔を見せません。声はします。常にそこらへんにいます。でも顔は見せられません。
その代わり、顔を見せられ…
けっこう面白い。POVの手法は『湖中の女』で全編通して採用されているが、今作は顔を変えてハンフリーボガートとして生き直すまでの序盤のみに留まる。先の見えない暗い道程でなんとか希望を見出そうとするこ…
>>続きを読む一人称視点のカメラワークやしっかりとしたミステリー/サスペンスの作りが思いの外見応えがあり、パッと手にした映画にも関わらず非常に惹きつけられる映画だった。
手術してボギーの顔になれるのなら、、それは…