このレビューはネタバレを含みます
「アパートの鍵貸します」と同じビリー・ワイルダー監督、主演キャスト2人ということで鑑賞。
冒頭の「これはイルマの物語。情熱と流血と野望とそして死の…おかしな物語です」でソワソワしてしまったが、中身もオチも天丼もビリー・ワイルダーでした。
クソ真面目で冴えない(?)けどイルマに対して一生懸命で、空回るネスター(ジャック・レモン)がめちゃくちゃ好き。
シャンパン漬けにされて潰れている犬(結石持ち)や同監督の「昼下りの情事」に出てくる犬の描写も好きだが、このご時世では難しいだろうな。