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ホステル2のKentaのレビュー・感想・評価

ホステル2(2007年製作の映画)
3.6
前作同様、製作総指揮にクエンティン・タランティーノが務めている、良作スプラッタホラー作品。しっかりと前作からの続編という形で始まる。今回は男性たちではなく、女性たちが主人公であり、拷問クラブの内部情報も明らかにされる。

ヨーロッパの美術大学に留学してきているベスとホイットニーは、女性ヌードモデルのアクセルをデッサンする授業を受けていた。その後、ベスとホイットニーは、ローナも誘い、プラハへバカンスに行くのだった。
そこで、3人は夜行列車に乗り込み、プラハへ向かうことに。だが、なぜか車両には授業の時のアクセルが乗っていた。少し不審には思うが、スロバキアにいいところがあるとの話を聞き、アクセル含め4人は、プラハの前にスロバキアで途中下車することに。そして、彼女らは例のごとくあのホステルに招かれるのだった…。

個人的には前作より好きかも。しっかりと前作から繋がってるところから始まるのがいいし、男ならばこうなるだろうってのは予想つくけど、女ならこうなのねっていう反面も見れたのが尚いい。また、男でやってればスベってた。加えて、"エリート・ハンティング"の内部事情が、次々と明らかになっていくのもいい。観光客はいかにして商品にさせられるのか、客層はどんななのか、購入手順から実行手順までの流れなど。これもまた、前作を観てるからの面白さがあった。

オチも結構好き。前作と同様、スカッとするような終わり方を期待していたが、まんまその通りスカッとするラスト。金がモノを言う世界だからしょうがないけど、金持ちはやっぱり強い(笑) 客と商品の入れ替わりは予想外だった。とりあえず、観てる男性陣は、視覚的にち○ち○が痛くなりそう😂

"エリート・ハンティング"さん。お金稼ぎばかり考えるのではなく、もう少し、客の見極めをするべきだと思います。1も2も、客が葛藤した末に、商品が逆襲してるんですよ…😅
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