ロック

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ちのロックのレビュー・感想・評価

4.2
『1000レビュー目前!未視聴名作カウントダウン♦No.6』

天才的な頭脳を持った青年ウィルは、育ってきた環境のせいもあってかその頭脳を燻らせた生活をしていた。その才能を見つけた教授は友人であるショーン教授にウィルの荒んだ心を開いて欲しいと依頼する。


あー、これ好きだなぁ。
境遇とか才能とか、自分とは全く関係ない部類だけど何故か心に刺さる。
それはやっぱショーン教授の頭の良さが垣間見えたからかな。
なんて言うか、話の持っていき方が天才的過ぎる。興味を持たせる話というか、会話での惹き寄せ方が上手。

ウィルの心に介入し過ぎず自分から心の扉を開いてくれるのを待ってるって感じ。
あくまでショーン教授は鍵を取っ払うくらい。(それすらやり過ぎかもしれないくらい些細。)

ウィルの1歩を踏み出すのが怖いっていうのもめちゃくちゃ染みる。
その1歩で変わるのが分かっても、現状に甘んじて踏み出せない事あるんだよな、、。

それにこの映画、善悪の考え方ってこれって決まってるわけじゃないけど、もとは善だと思ってた考え方がもしかしたら悪なのかも、と変換させられるようでゾワァっとした。

あとこういう映画で深みを出すのってだいたい親友なんだよな〜。
事情を察しつつ普段は何も言わないで楽しく過ごすけど、ここぞ、という時にビシッと言ってくれる、そんな心強い友がウィルにはいたんだな〜🥲
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