ちっちゃい頃に観て、あまり理解できず、なんかめちゃめちゃいい映画だったのかも知れないとだけ思ってた。
でもその時に理解しようとして何度も観なくて良かったと思う。
十数年経ち、ウィルの歳を遥かに上回って、ストーリーもほぼ忘れていた状態でようやくもう一度観た。
チャックがウィルに対して、親友としてかけた言葉で泣けた。
ショーンがなんどもウィルに、君は悪くない。と繰り返すところで泣いた。
ウィルは言葉の鋭さを知らない子どもというセリフ。全く同じ事を感じながら観ていたのでショーンが言ってビックリ。
昔観たときはその意味すらも上手く掴めていなかったんだなぁと。
知識だけでものを語るウィルに対して、お前は本当の愛も知らないだろう？と生身で感じた経験を伝えられるショーンに、どうかウィルの父親になってほしいと思った。
終盤でウィルのことをsunと何回か呼ぶのがすごく良かった。
スカイラーとデートして食事してるシーンのスカイラーの笑い声が海賊すぎてお気に入り。
十数年前に観たとこから覚えてたのは、ウィルが架空兄弟の名前を言うところと、スカイラーと出会ったバーのシーンで本の知識を引用してる学生をさらなる知識でボコボコにするシーン。
頭良いとこを容赦なく見せつけてくれるとこでこの2つだけ爽快。ほかは凶器すぎる。
あと3年早く観ていたら全く違った感想を持つことになっていたと思う。
すぐにもう一回観たいほど大好きな映画だけど、また十数年後に、ストーリーを忘れた頃に観たい。
