MANU

沈黙の聖戦のMANUのレビュー・感想・評価

沈黙の聖戦(2003年製作の映画)
4.0
2003年(アメリカ)
原題:BELLY OF THE BEAST

監督:チン・シウトン
脚本:ジェームズ・タウンゼント
音楽:不明

出演(日本語吹替):
スティーヴン・セガール(大塚明夫)
バイロン・マン(楠大典)
モニカ・ロー(渡辺美佐)
トム・ウー(石塚運昇)


製作:ジェイミー・ブラウン、ランドール・エメット、ジョージ・ファーラ、ゲイリー・ホーサム、スティーヴン・セガール、ジョン・トンプソン、チャールズ・ワン
製作総指揮:ダニー・ディムボート、アヴィ・ラーナー、トレヴァー・ショート

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セガールの沈黙シリーズ。

監督が「少林サッカー」などカンフー映画出身というだけあって、香港物特有のワイヤーアクションがとても豊富。剣技などの戦闘シーンもあっていつものセガール映画とはひと味もふた味も違う毛色。
これがとてもいい!

その一方ガンアクションも割とある。
とにかく戦闘シーンが多くって、アクション好きの人は楽しめる構成になっていましたね。

セガール映画には珍しく相棒と組んでいたのも魅力的でしたね。
バイロン・マンも強くていい味出してましたね。

そしてセガール映画には欠かせないツッコミどころ。
今回は2点。

1つ目はなぜか毎度モテるオヤジセガール。
抗争中に現地妻を作るってなにしとんねんと。
吊り橋効果にもほどがあるやろーと。笑

2つ目は終盤にセガール達の肉弾戦とは別軸で勃発する闇の呪術師と仏教のお坊さん軍団による謎の呪術戦。
邦題の「聖戦」たる所以なんだろけど。ま、それはそれで見応えあったかなというかんじ。

総じて沈黙シリーズの中ではだいぶお気に入りの作品でした。
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