いけちゃんとぼくのmegusukeのレビュー・感想・評価

純粋さが測れる、地味なんだけど心の芯に残る映画。

大切な人が、一人ぼっちで辛い時期があったって言う話とか聞くと
その時私がそこにいたら！って思えるそこのあなた！
多分この映画どストライクです。

逆に、誰かが自分を放っておいてくれない時に、近づくな！て威嚇しちゃう捻くれ屋さんは、ちょっとピンと来ないかも。

いけちゃん(cv.蒼井優)はかわいいともだちなんだけど、時折ドキッとするくらい色っぽかったり、おばちゃん臭かったり、優しかったり、怒ったり。
何このかわいい生き物、むにむにしたい。

公開当時は良さがよく分からなかったけど、気付いたらいけちゃんぬいぐるみ(小)買ってました。
多分心の何処かでずっと引っかかってたのでしょう。
歳食ってからふと「あー！そういう事」てやっと話の意味が分かり(遅い)、また忘れた頃に
ネット配信一覧で作品名見つけて、あぁあったなこんな映画！て今感想書いてます(笑)
普段気にも止めてないけど、ふと愛おしくなる作品です。