megusukeさんの映画レビュー・感想・評価

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マッドゴッド(2021年製作の映画)

3.5

"狂った神"あるいは"バベルの塔"映画。

感じたまま源泉掛け流します

原罪という思想?は罪深過ぎる…

こちら側でいう"神"が不在、若しくは"地獄界"は実在している世界。
それぞれの層は、文明発展
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Mr.タスク(2014年製作の映画)

3.2

えらいもん観たわ…映画。

ケヴィン・スミスの会話劇×よくある心理戦ミステリーから、安易なサイコスリラーになっちゃったか〜とタカを括ってたら
狂気が破竹の勢いで天井をぶち抜いて来た
…。
絵面のインパ
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ほんとうのピノッキオ(2019年製作の映画)

4.2

色々と腑に落ちるピノッキオ映画

自分はずっと疑問だった、絵本や某アニメ映画では、通りに面した角の区画に店を構え、身なりや調度品から暮らしぶりは(独身というのもあるかもしれないが)豊かな方。子供達にわ
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千夜一夜物語(1969年製作の映画)

2.6

オトナ向けの「ディズニー ファンタジア」をやろうとしたのかな?映画。

漢の夢はでっかく!一旗上げるため、旅から旅へと渡り歩くなノリ
今観ると時代差をびんびん感じる価値観、男女観と、人(主に権力者)の
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.3

ー異星人 ウルトラマンー武骨さを愛で嗜む映画。

日本を代表するヒーロー、ウルトラマン。
延々と揉めていた著作権問題に光が差し始め、シリーズも、空白期間を埋めようとするかの様に、活発になっている。
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劇場版 RE:cycle of the PENGUINDRUM [前編] 君の列車は生存戦略(2022年製作の映画)

3.3

「脱・自己犠牲の精神」の路線切替は成功するか…?映画。前編は、結末改編を匂わせつつお話のおさらいの巻。

ざっくり(主観交じり)あらすじ
ー1995年、新年初っ端から阪神大震災の、バブル崩壊余波と世紀
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犬王(2021年製作の映画)

4.2

キレッキレやぞっ!!成り上がりロックオペラ映画。

あらすじから。長いので飛ばしてもOK↓

ー 現代日本の何処か、草臥れきった琵琶法師が語る、語り継がれなかった物語。
ー 時は室町、壇ノ浦。漁業と戦
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TITANE/チタン(2021年製作の映画)

3.0

体調がすこぶる良い時に、お口直し出来る飲み物のみをお供に鑑賞しましょう映画。
または異質の衝突=愛映画。

いや〜、ポスターや予告が超絶カッコよかったで前のめり気味で観に行ったら
自分割と感受性強い方
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北の橋(1981年製作の映画)

1.5

自主映画チックな、やべー女達の謎解き冒険譚。

映画ナタリーが「現代のドン・キホーテ譚」と解説入れてて、物凄く腑に落ちた。
こういう作品こそ、詳しい解説が欲しいものだが…。

刑務所から出てきたマリー
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

3.7

大団円ッッ!!映画。

はっきり言おう、自分はエヴァンゲリオンと言う「作品は」苦手である。最初に触れたのが小学生の時だったし、アニメ放映時の世紀末な雰囲気や、阪神大震災、地下鉄サリン事件等、兎に角暗か
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ノマドランド(2020年製作の映画)

4.0

「生き方」映画。
孤独感と喪失感。
現代社会では排除すべきという考えが強いこの二つを
否定せず、そういうものなんだよと別の生き方を優しく掲げてくれる
人によっては影響力半端無い作品。
画面全体を使った
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

3.9

昭和魂溢れるオーパーツ気味実験アニメ映画。
原作未読。

↓は読み飛ばしてOK
同88年の主な日本アニメ映画が
「となりのトトロ」「火垂るの墓」「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」と、宮崎駿、高畑勲、富
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ランボー ラスト・ブラッド(2019年製作の映画)

3.4

何も芽吹かない荒野映画。

単品の作品としては、この救われなさや徹底的な暴力は嫌いではない、が。

下手な例えだけれど
イーストウッドなら、ここまで根絶やしても、最後は「次世代」に希望の陽を残したり、
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

ポン・ジュノの巧みな展開と、社会情勢がかち合った名作枠映画。

何作か鑑賞して、前から中〜低流階級の人々の魅せ方が上手い監督だなぁと思っていたが、そこに上流階級との「落差」をこれでもかと見せ付ける演出
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.5

2020年映画予告大賞第一位映画。

作品も熱くて大好きだけど!!
松平定知さんのナレーションで「その時、歴史が動いた」風の予告も素晴らしかった。
20世紀FOX…(泣)

ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!(2020年製作の映画)

2.8

なんか知らんけど好きな映画。

良くも悪くも、前2作とノリが変わってねぇ!
この作品だから許される外し方と狙い方を、完璧に分かってる脚本家の才能が凄い。
終始よく分からないノリなのはそのままに、クライ
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.0

バランスが絶妙な映画。

ガッツリ戦争ものだし、ナチズムに染まってしまった少年が主人公だしで、結構ハードなストーリーにも関わらず、コメディタッチなキャラクター造りと、可愛らしく洗練された舞台美術&ファ
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ようこそ映画音響の世界へ(2019年製作の映画)

3.8

お勉強映画。

ここ数年、特にアニメの音響の発展が目覚ましい。(ファンタジーとか多いから、ない音を作ったりすることが多いのだと思われる)
凄く真面目なシーンに頓珍漢なSEを付けられて、好きな原作を軽ん
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イップ・マン 完結(2019年製作の映画)

3.3

前作で一区切りついちゃって、イマイチテーマが弱くなっちゃった映画。

若おかみは小学生!(2018年製作の映画)

3.5

「っこが…おっこが何をしたって言うんだー!!」ってなる試練映画。

原作漫画やテレビアニメは見ていないけど、オリジナル展開を巧みに入れて、シナリオを約一時間半にきっかりまとめた吉田玲子さんの手腕に拍手
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羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来(2019年製作の映画)

3.5

アニメーションの輪が広がっていく。中国新鋭クリエイターが集う、未来が楽しみになる映画。

某老舗ミニシアター映画館でポスターを見たので、アート系のアニメーションなのかな?と前情報なしで観に行ったら、い
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劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

3.8

時代の終わりと幕開け。そして、変わらないもの、映画。

TVシリーズのみリアルタイム配信で視聴済み。
その時は大筋のヴァイオレットの「愛している探し」や、ヨーロッパな世界観はかなり好みだったのだけれど
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.2

もっと良くなるのに勿体ない!!「間」が持たない映画。

アニメは配信で全話視聴、原作未読。TV版の映像が良かったので、これは劇場作品になるとどうなるのだろうと観に行った。

墨で描いたみたいに太く力強
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TENET テネット(2020年製作の映画)

3.0

ノーランの飽くなき映像探求映画。
初っ端からスピーディーな展開をかまして来るんで、前のめりになる勢いで鑑賞。字幕が懇切丁寧な翻訳で、なんとか完走できたよ!
ありがとう、アンゼたかしさん!!
自分はノー
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アリス(1988年製作の映画)

3.3

幼女の頭の中映画。

こちらの作品は、不思議の国のアリスらしさと違う、作り手の個性が印象的。

まず、アリスは割といいとこの娘(こ)でおてんばというイメージがあったが、この映画ではちょっと違う。
彼女
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.3

アクション見本市映画。

スーツのジョンが大都会を黒馬で走り回るやルスカ・ローマのシーン、コンチネンタルホテルの深部等カッコいい所もあるけれど、全体的に娯楽方面が強化されて、このシリーズの陰鬱感がなり
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.5

ドン底白昼夢アトラクション映画。

全編通して「彼」の心と脳の二つのフィルターに通された映像は
閉塞感と様々なせめぎ合いで決壊ぎりぎり。
悩むから人なのだという言葉を何処かで見たが、悩みを通り越し、常
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涼宮ハルヒの消失(2010年製作の映画)

3.7

いつの間にやら、かけがえない。映画。

最初に断っておくと、このシリーズは十年くらい前に、知り合いから「憂鬱」の小説を借りて読んだくらいの知識です。
日常に潜むSFやファンタジーって、割と好きなのです
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ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

2.8

ラース・フォン・トリアー風ギャグ…?映画。

チラシの印象から新境地開拓かな?て思ってたけど、いつものラース・フォン・トリアー+αな映画でした。でもそこそこ楽しめた。
但し、普段カメラ酔いしない自分が
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アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

4.4

MCUコンプリートヒューマンに特大のご褒美映画。

追いかけただけ感慨もひとしおな
約10年越しのサーガ。

多くは語るまい。

メリー・ポピンズ リターンズ(2018年製作の映画)

3.5

昔懐かしい匂いのディズニー映画。
過去作は私の生涯マイベストムービー級なので、比べない!期待しない!をモットーに。

最近こんなに夢や希望に溢れた作品に触れてなかったので、始まった当初から胸がいっぱい
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アクアマン(2018年製作の映画)

3.7

ど迫力映像に大満足!話は大味。だがそれがいい。
IMAXレーザー初体験!
目が追いつかん。
360度どころじゃない、いろんな方角から撮られる、海中の怖さや奥深さを感じる、神秘的な神秘的なショットが多く
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デビルズ・バックボーン(2001年製作の映画)

3.8

進む子供と、その後ろ姿を見送る大人の映画。

大人組の停滞感とバックホーン、子供達の成長と逞しさの対比が印象的。
ホラー要素も、子供達の背中を押す重要な物語の仕掛けを担う、ドラマな作品でした。

クィーン・コング(1976年製作の映画)

1.5

アレな映画を吹き替え陣の力でなんとかしようとした映画。

好感が持てる点
・お客さんを楽しませようとしている努力はしている
➡︎綺麗な姉ちゃんのお尻アップやら、しつこいてんどんなど。
・メッセージ性も
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